
梅雨入りすると野菜は割高になると予想 キャベツは20円の値下がり、トマトは供給順調でお値打ち価格に

愛知県名古屋市中区大須にある生鮮食品館サノヤで、キャベツとトマトについて担当の濱四津 佳さんに話を聞きました。

キャベツ
●キャベツ(1個)
店頭価格194円(仕入れ価格 前週比-20円)
―――先週に比べて20円値下げとなりました。なぜでしょうか?
「キャベツは1年中さまざまな品種が出荷されています。現在は春キャベツのあとの初夏キャベツが出荷量豊富のため、仕入れ価格が下がりました」(濱四津さん)
―――今後の価格はどうなりそうでしょうか。
「雨もほどよく降って、天候も安定しているので、これからも出荷量豊富が続けば価格も安定してお買い得だと思います」(濱四津さん)
上釜アナ)初夏キャベツは大玉ですが、水分量が多く柔らかい食感が特徴になります。生でそのまま食べるのもおすすめです。

トマト
●トマト(100グラム)
店頭価格43円(仕入れ価格 前週比-10円)
―――先週に比べて10円値下げとなりました。こちらはどうしてでしょうか。
「トマトは夏野菜なので5月から8月が旬で、出荷が豊富です。熊本県が一番日本で生産量多くなっています。現状は出荷量が豊富なため、お値打ちに提供できるようになっています」(濱四津さん)
―――夏野菜とのことで、今後も値下がりはしそうでしょうか。
やはり天候が安定しておりますので、お値打ちに提供できると思います。これから暑くなりますので、冷やしトマトやサラダもおすすめです。
―――今週は値下げのものが多くありましたが、梅雨に入ってしまうとお値段の変動ありそうでしょうか。
「梅雨になると日照不足や雨が多く、野菜が育ちにくい状況になります。そのため、出荷量が少し減って、価格が高くなりますが少し小さめの野菜が出荷されて、価格は一緒でも割高に感じる時期になると思います」(濱四津さん)
取材協力
【生鮮食品館 サノヤ】
住所:名古屋市中区大須3丁目33-6
電話番号:052-241-0486
営業時間:9:30~21:00
(水曜、土曜 9:00~21:00)