「そっちの方が無責任だ」河村市長が大村知事に反論 任期途中で衆院選出馬を表明 愛知
10.02(水)19:07
衆院選への出馬を表明した名古屋市の河村たかし市長は、大村知事の「無責任」との発言に反論し、市長としての自分の働きに点数を付けました。
「ないですから。減税している自治体は日本中で名古屋しか。(自己採点は?)130点」(名古屋市 河村たかし市長)
10月27日投開票予定の衆院選に、政治団体・日本保守党の公認で愛知1区からの出馬することを1日表明した名古屋市の河村市長。
立候補に向け、市長の辞職届を提出したのかを問われると。
「(辞職届は)まだこれからですわ(いつまでに?)それもまだですわ」(河村市長)
議会と相談しながら辞職の時期を探っていて、場合によっては辞職届を出さないまま15日の衆院選公示を迎え、自動的に失職となる可能性も明らかにしました。
「無責任」と苦言を呈した大村知事に河村市長は反論
任期途中で国政へ挑戦する河村市長に対し、愛知県の大村秀章知事は、1日会見で――。
「提案した議案は補正予算の予算議案も含めてどうでもよかったのかと。議会の途中で議決もなしに辞めるという対応はまず無責任と言われますよね。当然」(大村知事)
「無責任」と苦言を呈した大村知事に、河村市長は反論。
「そっちの方が無責任だ。減税の1円でもやったらどうだ。県民税10%減税が(最初の)公約だった」(河村市長)
そして衆院選での「勝算」について聞かれると――。
「神様か仏様みたいなこと言っとっちゃあかんですよ。市民が決めることですよ」(河村市長)
愛知1区には河村市長のほか、自民党の熊田裕通氏(60)、立憲民主党の吉田統彦氏(49)が出馬を予定しているほか、日本維新の会の山本耕一氏(47)が立候補を表明しています。