三重県尾鷲市で、高級珍味「カラスミ」作りが最盛期を迎えています。
100年以上の歴史を持つ尾鷲市の鮮魚店「はし佐商店」の屋上一面に並ぶボラの卵。
カラスミはボラの卵を塩漬けにして、天日で干して乾燥させたものです。
早朝から夕方まで、2時間ごとにひっくり返す手間のかかる作業で、鮮やかな黄色から乾燥が進むにつれて次第にべっこう色に変わり、約2週間ででき上がります。
カラスミ作りは11月末ごろまで続き、約500本が全国に出荷されるということです。