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車のスリップ事故が相次ぐ 地面の雪がスケートリンクのように凍る
01.10(金)17:05
10日朝は名古屋市や岐阜市の市街地も雪が積もり、車のスリップ事故が相次ぎました。
名古屋では午前6時前から雪が降り始めました。
まだ日の出前の午前6時半ごろの名古屋市内では車や街灯のライトに照らされ、雪が舞っていました。
午前7時ごろ、雪の降り方が強くなり街全体が白みを帯びていきました。
名古屋では午前7時15分ごろ、1cmの積雪を観測しました
名城公園はあたり一面、銀世界に。
カラフルな色使いの遊具に雪の白が映えます。
雪が降るなか、ジョギングをしていた男性は「寒くて滑るんで危ないので気を付けながら走っています」と話しました。
降雪に不安な表情を浮かべる会社員は「電車が止まったら困るのと駐車場から車が出せなかったら困る。早くやんでほしい。帰りが心配なので」と話しました。
名古屋で1cm以上の積雪は2年ぶりです。市内の各地で事故が相次ぎました。
名古屋の千種駅近くの橋の上では車3台が絡む追突事故が発生。
最後尾の車の運転手によるとスリップによる玉突き事故だということです。
千種区の星ケ丘の坂道でも車がガードレールにぶつかり車体が激しく壊れていました。
事故現場を取材中、近くで転倒する歩行者もいて警察官が助けていました。
地面の雪がスケートリンクのように凍っていました。
近くには店や大学もあり多くの人が歩く場所です。
融雪剤をまく人の姿も見られました。
警察の調べによりますと、きょうこれまでに愛知県で493件、岐阜県で320件のスリップ事故などがあったということです。