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東海道新幹線の“発煙”トラブル 工場への移動予定が急きょ中止に 他の新幹線の運行には影響なし

08.18(月)07:13
走行中の東海道新幹線の床下から煙が上がったトラブルで、JR東海は17日夜、列車を工場に移動させる予定でしたが、正常に動かない可能性が判明し、急きょ中止しました。
15日夜、東海道新幹線上りの米原駅と岐阜羽島駅の間を走行していた「こだま764号」で列車の床下から煙が上がりました。
JR東海によりますと、車両のモーターの出力を制御する「主変換装置」から発煙したということです。
この列車は、JR東海の新型車両「N700S」で、今年6月から走行を始めたばかりでした。
原因を調べるため、JR東海は17日夜、列車を岐阜羽島駅から静岡県の浜松工場に移動させる予定でした。
しかし、点検の際に車両を動かすための電気回路が正常に作動しない可能性が判明し、急きょ移動を取りやめました。
今後の移動については未定ということですが、他の新幹線の運行に影響はないとしています。