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パトカーを盗まれた警察官を処分 エンジンをかけて無施錠の状態で対応していた男に乗り込まれる 岐阜県警

09.24(水)11:42
2025年6月、岐阜県大垣市で養老署のパトカーが男に盗まれた事件で、岐阜県警が当時パトカーを使っていた巡査長を処分していたことが明らかになりました。
養老署長による注意処分となったのは養老署地域課所属の巡査長です。
警察によりますと、2025年6月、大垣市にすむ52歳の男が「家の中で暴れている」という110番通報を受け、向かった現場でパトカーを降りて男への対応をしていたところ、その男に空車となったパトカーに乗り込まれ盗まれたということです。
パトカーはエンジンがかかった状態で無施錠だったということで岐阜県警は、パトカーの適正管理を怠り、窃盗被害を起こさせた、として、巡査長を処分しました。
盗んだ男は窃盗容疑で逮捕され、大垣簡裁から罰金60万円の略式命令を受けています。
養老署は事件を受けてマニュアルを整備し、再発防止に努めているとしています。