年末に発症した90代女性が死亡…老人ホームで31人がインフルエンザに集団感染 うち入所者は26人で6人入院中

　岐阜県は2025年1月7日、加茂郡の老人ホームで入所者など31人がインフルエンザに集団感染し、90代女性が死亡したと発表しました。 　県によりますと、加茂郡の特別養護老人ホームで、12月30日から1月7日にかけ、入所者26人と職員5人の合わせて31人が、相次いでインフルエンザに感染しました。 　このうち12月30日に発症した入所者の90代女性が1月5日、食欲低下を訴えて入院し、死亡したということです。 　現在、入所者6人が医療機関に入院していて、施設では発症した入所者を隔離し、面会を中止するなどの感染対策をしています。 　愛知県と岐阜県でインフルエンザ警報が発令されているほか、三重県では「警報レベル」を超えたと発表するなど、感染が広がっています。