就寝中に襲われた可能性も…70代夫婦の死因は「出血性ショック」祖父を殺害した疑いで16歳高校生逮捕の事件

　愛知県田原市の住宅で5月9日、70代の夫婦が死亡しているのが見つかり、16歳の孫が逮捕された事件で、夫婦の死因が出血性ショックだったことがわかりました。 　警察によりますと、田原市に住む高校2年で16歳の少年は、9日午前2時ごろ、同居する75歳の祖父の首を刃物で刺すなどし、殺害した疑いで逮捕され、容疑を認めています。 　現場の住宅では、72歳の祖母も全身に切り傷などがある状態で死亡しているのが見つかっていて、少年は祖母の殺害もほのめかす供述をしています。 　司法解剖の結果、2人の死因は首の血管を切られたことなどによる出血性ショックで、凶器は自宅にあった包丁とみられています。 　2人は発見当時寝間着姿で、警察は就寝中を襲われた可能性もあるとみて、動機や経緯などを調べています。