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北アルプス・奥穂高岳でフィリピン国籍の男女3人が遭難 うち53歳の男性1人が死亡 計7人で11日から下山中

10.12(日)22:36

岐阜県高山市の北アルプスの奥穂高岳でフィリピン国籍の男女3人が遭難し、53歳の男性が死亡しました。 警察によりますと、11日午後7時ごろ、奥穂高岳の山頂付近にある穂高岳山荘の従業員から、「フィリピン人女性から『7人で登山をしていたが、3人が到着していない』と連絡を受けた」と通報がありました。 岐阜県警の山岳警備隊などが捜索したところ、12日午前5時半ごろ、山荘から南におよそ170メートル離れた場所で、フィリピン国籍の男女3人が見つかりました。 このうち女性1人は無事でしたが、53歳の男性は意識がなく、その後に死亡が確認され、48歳の男性は低体温症の症状がみられるものの、歩行ができる状態で回復傾向にあるということです。 7人は10日に上高地から登山を開始し、11日から下山中でした。