高山市でまた…栗拾い中の70代男性がクマに襲われる 頭から出血し腕の骨を折る重傷 ツキノワグマの親子か

　岐阜県高山市で10月12日夕方、栗拾いをしていた70代の男性がクマに襲われました。男性は頭から出血し、腕を骨折する重傷です。 　高山市によりますと、上宝町吉野の山林近くで12日午後4時半ごろ、栗拾いをしていた70代男性がクマに襲われました。 　男性は頭から出血し左腕を骨折する重傷で、親子のツキノワグマ2頭と遭遇した、と話しているということです 　現場は高山市上宝支所から北西に1キロほどの場所で、市は13日朝から職員と猟友会によるパトロールを行う予定です。 　高山市では、今年4月から9月末まででクマの目撃情報が254件寄せられていて、10月8日にも、JR高山駅から西に800メートルほど離れた住宅街で目撃されていました。 　市は、山菜採りや釣りに1人で行かないことや、早朝や夕方は里山周辺への外出を控えるよう呼びかけています。