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「警察はビデオ通話で取り調べしません」 愛知の会社役員が2800万円詐欺被害、警察が注意呼びかけ

10.20(月)18:52
警察官らをかたる手口で、愛知県犬山市に住む70代の男性会社役員が現金2800万円をだまし取られました。

警察によりますと10月17日、犬山市に住む70代の男性会社役員の携帯電話に警察官を名乗る女らから「他県の詐欺事件であなたに容疑がかかっている」などと電話がありました。
男性はSNSのビデオ通話に誘導され、警察官や検事を名乗る男に「口座が犯罪に使われているか精査するので送金してほしい」などと言われ、インターネットバンキングで指定された口座に3回にわたって現金計2800万円を振り込み、だまし取られたということです。
男性が知人にこの話をしたところ、詐欺を疑われ、警察に相談したことで被害が発覚しました。
警察は「ビデオ通話を使って取り調べをすることは絶対にありません」と呼びかけています。