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「ビットキャッシュの買い方がわからない」 コンビニ店員2人“新制度”で特殊詐欺を未然に防ぐ

10.20(月)18:44
詐欺の被害を未然に防いだとして、愛知県刈谷市のコンビニエンスストアの店員2人に警察から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは、ファミリーマート刈谷駅南口店の店員2人です。このうち水田一成さんは9月5日朝、店で3000円の電子マネーを購入しようとした70代の男性客を不審に思い目的を尋ねました。
ファミリーマート刈谷駅南口店 水田一成さん:
「常連の客でいつもは話しかけないが、『このビットキャッシュの買い方が分からないので教えてほしい』と怪しいと感じた」
「男性が詐欺に遭っているのでは」と考えた水田さんは、警察に通報して購入を防ぎました。また、同僚の前田麻記子さんも別の特殊詐欺被害を未然に防ぎ、表彰されました。愛知県警は2025年4月から、コンビニで電子マネーを購入する客の中で、金額や年齢などの一定の条件にあたれば110番通報してもらう「CAT制度」を始めています。県内ではこの制度で128件の被害を未然に防いでいて、今回もこの制度を活用したということです。
刈谷警察署 吉玉康弘署長:
「警察だけで防ぐことはできなくなってきているので、金融機関・コンビニと一緒になって被害を1件でも防ぎたい」
※ 「吉」は士の下が長い