
台風24号の最新進路 この先季節は急進… 東京・大阪・名古屋などは明日以降“上着”を忘れずに!北海道では雪の便りが 今後の16日間天気シミュレーション【台風情報】

台風24号はフィリピンを通過した後、20日(月)現在、南シナ海へと進んでいます。この後、西寄りに進みますので、日本へ影響はありません。
【画像】この先天気はどうなる?「台風24号」最新の進路予想 全国の16日間天気予報
約1週間前の10月12日(日)、上空1500m付近の寒気・暖気で、気温の携行を見てみると、九州から四国の一部で、18℃以上という、この時期としてはかなり暖かい空気が入り、鹿児島県肝付町ではこの日、最高気温が35.0℃と「猛暑日」になりました。
これは、観測史上最も遅い猛暑日です。そこから1週間で空気ががらりと変わりました。
季節が一気に進み…雪の便りも
20日(月)現在南の海上では、熱帯の雲が渦巻いている一方で、北の海上では上空に寒気が入るとよく見られる「筋状の雲」が現れ、北海道では20日(月)雪の便りが届きました。
<初冠雪>
・鷲別岳(平年より11日早い)
・横津岳(平年より9日早い)
・手稲山(平年より2日遅い)
<初雪>
・稚内(平年より4日遅い)
暖気は南に下がり、北日本には0℃以下という山で雪が降る目安の寒気が入ったほか、北海道には-6℃以下という平地で雪の目安の寒気がかかって来ました。
寒気は、強弱を繰り返しながら、断続的に日本列島にかかる見込みです。
ことしは秋らしくなるのが遅れていましたが、季節の遅れを取り戻すかのように、この先は一気に寒くなりそうです。
札幌でも、10月28日には雪の可能性があります。
仙台や新潟は、最低気温が一桁が当たり前になります。
まだ予想に幅はあるものの、今後は「夏日(最高気温25℃以上)」の日がありません。
名古屋も最低気温が10℃に迫り、朝晩は上着が手放せません。
大阪も、昼間の最高気温が20℃位までしか上がらない日もでてきます。
平年にだいぶ近づいてきます。
広島も、来週は最低気温10℃前後が続くようになります。
福岡では先週、13日(月)は真夏日(30℃以上)になり、17日(金)も29.9℃までもあがりましたが、ことしはもう真夏日なることはない見込みです。
鹿児島はまだ夏日(最高気温25℃以上)が多いものの、これまでに比べれば、気温は上がりにくくなります。
寒気が入る北日本だけでなく、西日本から東日本の各地で季節が急に進んで来ました。
気温の変動が大きくなると体調を崩しやすくなりますので、服装でうまく調節して、体調管理に気をつけてください。