【台風情報】「台風15号 ソーリック」発生 台風14号が前線刺激し…3連休は全国的に雨予想 あすがラスト猛暑日？ 最新進路・雨風シミュレーション
気象庁は19日、トンキン湾で「台風15号 ソーリック」が発生したと発表しました。
この台風15号は、19日午後3時時点でトンキン湾にあり、1時間に約25キロの速さで北西へ進んでいます。
「台風15号」の予想進路（19日午後1時5分 気象庁発表）
【19日正午の実況】
存在地域:トンキン湾
進行方向・速さ:西 30 km/h
中心気圧:992 hPa
中心付近の最大風速:18 m/s
最大瞬間風速:25 m/s
【20日午前0時の予報】
存在地域:トンキン湾
進行方向・速さ:西南西 ゆっくり
中心気圧:992 hPa
中心付近の最大風速:18 m/s
最大瞬間風速:25 m/s
【20日正午の予報】
存在地域:ベトナム
進行方向・速さ:西 ゆっくり
中心気圧:992 hPa
中心付近の最大風速:18 m/s
最大瞬間風速:25 m/s
【21日午前9時の予報】
種別：熱帯低気圧
存在地域:ラオス
進行方向・速さ:西北西 ゆっくり
中心気圧:1004 hPa
【画像で見る】この先の雨・風シミュレーション 19日（木）～23日（月）
“台風14号”が秋雨前線を刺激
また、「台風14号 プラサン」は、19日午後3時点で沖縄県の久米島の北北西約400kmにあり、1時間に25キロの速さで北西へ進んでいます。
この台風14号と15号は、本州付近の太平洋高気圧にブロックされるため、本州へは近づかず、西へ進む見込みです。
今発生している“ダブル台風”は、本州への直接的な影響はないとみられていますが、今後は“雨雲の帯”つまり、「秋雨前線」が発生する予想になっています。
台風が運んできた暖かく湿った空気が前線の活動を活発化し、北日本～西日本では警報級の大雨になるおそれがあります。最新の情報を確認するようにしてください。
「秋雨前線」は、夏の空気と秋の空気の境目。
太平洋高気圧がようやく力尽き、秋の空気が入りやすくなるため、猛烈な暑さはあす20日（金）峠を越える見込みです。
まだ日中の気温は平年を上回りますが、朝晩はホッとできる涼しさが感じられそうです。