

2023年12月6日放送
ドデスカ!イマネタ
体のだるさや食欲がなくなったりする夏バテに似た症状“秋バテ”。この症状が頭部にも出ているといいます。その頭部の秋バテ解消方法を取材しました。
最近、よく耳にする秋バテ。
秋に入り涼しくなり始めると、体にだるさを感じたり食欲がなくなったりする夏バテに似た症状のことです。
「そんな秋バテですが、今体のある部分が特にバテているといいます」(島津咲苗アナウンサー)
頭部、特に頭皮と髪がバテバテだといいます。
なぜ、頭皮と髪が秋バテしているのか、あつた皮ふ科クリニックの佐々木院長に聞きました。
Q.頭皮と髪の毛がバテている『秋バテ』しているってどういう状態?(島津アナウンサー)
「秋になると汗や皮脂で肌の水分を守っているが、肌の機能が低下して乾燥しやすくなるというのが一つある。フケが増えたという患者が多い。夏に紫外線をたくさん浴びると、そのダメージで髪がパサパサになったものがそのまま残ってしまうことは考えられる」(あつた皮ふ科クリニック 佐々木良輔院長)
頭皮や髪が秋バテしていると、汗や皮脂がうまく出ず乾燥してしまい、フケが多くなったり、頭皮がかゆくなる。髪は乾燥し、バサついてしまうといいます。
さらに今年の秋は11月だというのに25℃以上の夏日が続いたと思ったら、8日の名古屋の最低気温は11℃と予想されていてとにかく寒暖差が激しい。
この気候では頭皮や髪の秋バテに拍車がかかるといいます。
「寒暖差が激しいと、その分自分で汗をたくさん出そうとする機能が低下する。頭皮も(汗・皮脂で)保水されるまで時間がかかる」(佐々木院長)
Q.今バテている『秋バテ』を解消するにはどう気を付けたら良い?(島津アナウンサー)
「髪の毛や皮膚の表面をコーティングをするようなものが大事。基本的に頭皮も他の体の皮膚も構造は一緒なので肌と同じ保湿液を使ってもかまわない。乳液とかクリームを使うと髪の毛がベタベタになってしまうので、化粧水が1番使いやすいと思う」(佐々木院長)
さらに頭皮と髪の秋バテケアとして、シャンプーは1日1回、指の腹を使って優しく洗う。
洗い流す時は40℃以下のお湯がいいといいます。
頭皮や髪の秋バテには保湿が重要だということで、ジェイアール名古屋タカシマヤにあるスキンケア・ヘアケアの専門店、ジョンマスターオーガニックの若園さんにおすすめを教えてもらいました。
まず頭皮のケアから。秋バテした頭皮を潤してくれる美容液。
「夏の疲れが出て少し硬くなってしまうので、そこをほぐして栄養を補給しやすくする。頭皮に直接つけてマッサージをしていく」(ジョンマスターオーガニック 若園奈々さん)
頭頂部に3滴たらし軽くなじませます。
指でマッサージをしてもよいのですが、より頭皮が保湿されるよう、マッサージピンのついたシリコンブラシを使うと良いそうです。
「力を抜いて頭皮を動かす感じで」(若園さん)
ブラッシングするのではなく押し当てて、頭皮全体を動かすイメージでマッサージしていきます。
こめかみから耳の後ろにかけても同様に美容液をなじませマッサージします。
「べたつく感じは全くないですね」(島津アナウンサー)
「もみ込んで時間を少し置くと、さっぱりして何もついていない感じに戻る」(若園さん)
Q.保湿のタイミングは?(島津アナウンサー)
「お風呂上がりの濡れている状態が1番栄養が入りやすい」(若園さん)
続いては秋バテしている髪の保湿。
ヘアミルクを髪につけるのですが、その前に――
「1度毛先からしっかり髪をとかしていきます。毛先に絡まりがあると、なじみ・浸透が悪くなってしまうのでしっかり絡まりはほぐす。手になじませて間にもしっかり入れていきます」(若園さん)
保湿ミルクをつかうときはダメージを受けている毛先から。
手ぐしを通すイメージで伸ばしていきます。
続いて、髪の中間部分、そしてトップの順に塗り伸ばします。
「くしでしっかりとかしていきます。頭皮にすり合わせる感じで」(若園さん)
「右と左でボリュームが全然違いますよね」(島津アナウンサー)
右はパサついているのに対して、左はしっとり保湿され、さらに艶もでています。
朝出かける前や夜にドライヤーを使う前に塗ると保湿効果が期待できるということです。
ニュースでは伝えきれない「生活ネタ」や「地元の小さな話題」まで、今気になる鮮度の高い地元・東海3県のニュースを徹底取材。竹田基起アナ・島津咲苗アナがフットワークよく取材に急行、現場の臨場感と共に地元のニュースを伝えます。
2023年12月6日放送
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