再生中
2024年10月5日放送
日経プレミアム 工場へ行こうⅢ AMAZING FACTORY
10万円を超える高級炊飯器…「うまさ」の秘密は"土鍋"にあり!
▼工場史上、最高難易度…タイガー魔法瓶が運命を託した下町工場
炊飯器を手掛ける「タイガー魔法瓶」。高級炊飯器の戦国時代を勝ち抜くために選んだのは内釜を「土鍋」にすること。ただ、炊飯器本体とピタっと合わせるためには、高い“寸法精度”が求められる。土鍋製造を依頼したのは、萬古焼で知られる三重・四日市市の老舗工場だった。担当者は言う。「うちの歴史の中でも、過去一番難しい」。
▼炊飯器に合う土鍋づくり…叩いた際の音で「ヒビ」の有無を見極める!?
土鍋づくりの依頼を受けたのは四日市市の「ミヤオカンパニーリミテド」。1931年創業の歴史ある会社だ。寸法に合う土鍋を作るため、粘土の成型が終わったら抜き打ち検査、そして「素焼き」が終わったらまた検査。この段階で一人の女性が土鍋をたたいた!音で「ヒビ」の有無を確認しているのだという。不良品を見ると…超拡大してやっと見分けることのできる細~いヒビが!
▼災害時にもおいしいご飯を…電気もガスも使わない「魔法のかまどごはん」
タイガー魔法瓶が最近新たな商品を開発した。それが「魔法のかまどごはん」。なんと新聞紙だけでお米を炊くという商品だ。アウトドアはもちろん、災害時にも役立つと、能登半島地震以降、注目を集めている。開発者の想いは…?
身近な商品から、ロケットの部品まで、ものづくりの素晴らしき世界がここに。
2024年10月5日放送
2024年9月7日放送