
500kg程の鉄製のカゴと壁に挟まれ…日本製鉄の工場で作業員の男性が意識不明の重体 クレーンが急上昇か

04.07(月)16:02

愛知県東海市にある日本製鉄の工場で4月7日、作業員の男性が挟まれる事故があり、意識不明の重体となっています。 警察と消防によりますと、7日午前7時半すぎ、東海市東海町にある日本製鉄・名古屋製鉄所の製鋼工場で、「男性が鉄材と壁に挟まれている」などと消防に通報がありました。 この工場で働く20代くらいの作業員の男性が、重さ500キロほどの鉄製のカゴと壁の間に体が挟まれていて、他の作業員が助け出しましたが、意識不明の状態で病院に搬送されました。 男性は当時、他の作業員とともに鉄製のカゴをクレーンの先のフックに取りつけていて、何らかの原因でクレーンが急上昇したとみられています。 警察は、業務上過失致傷の疑いも視野に当時の状況を調べています。