情報漏えいが相次ぐなか、サイバー攻撃の脅威や対策に触れるイベントが28日から名古屋市で始まっています。
名古屋市中村区で28日に始まった、「Security Days Fall 2026」。
「新規の攻撃のパターンが急増するのは、10年以上観測していてもこの1年だけの現象。背景にはAIがある」(横浜国立大学 大学院 吉岡克成 教授)
専門家の講演や出展ブースを通して、サイバー攻撃の動向と対策を共有するためのイベントです。
主催者によると、このところ相次ぐサイバー攻撃を受け、来場する層に変化があるといいます。
「経営者が来場することも多々あるし、もう1回自社のセキュリティーに関して見直しをしないといけないと、強く意識しているというのはどの会場でも皆が言う」(ナノオプト・メディア マーケティング本部 成岡将行 部長)
30以上の企業がブースを構える

訪れた人も――。
「攻撃の方法も日進月歩で、幅広く複雑なものが増えている。これに対策しなければということは、いろいろな企業で温度感が高まっている」(来場者)
「顧客の中でも、インシデントが発生している企業がある。侵入されること前提で、その後の事後処理をどうしていくかだと認識している」(来場者)
こうした課題を解決するために、会場には情報セキュリティ会社など30以上の企業がブースを構えました。
Q.このブースは何ができるところ?
「Wi-Fiの信号を選別し、遮断するシステム」(担当者)
許可されていない通信を遮断できるというこちらの機器、登録されていないWi-Fiに実際につなげてみると――。
「一瞬つながったあと、すぐに通信が遮断されました」(伊藤数馬アナウンサー)
管理するパソコンにも、遮断されたという記録が。
怪しいWi-Fiへの接続で、情報が流出することを防ぐことができます。
相次ぐサイバー攻撃の特徴は?

こちらのブースでは、アカウントのIDやパスワードを管理するソフトを提供しています。
ソフトが、自動でランダムなパスワードを生成してくれるといいますが――。
「15桁のパスワードを人間が覚えるのは限界、自分で作るのは限界がある。99桁までランダムに作ることができる。(AIによって)8桁のパスワードは40分くらいで“突破”される。今のパスワードの桁数は、長いものを長く使う傾向がある」
横浜国立大学大学院でサイバーセキュリティを研究している吉岡克成教授に、このところ相次ぐサイバー攻撃の特徴を聞きました。
「『AIの悪用』があるのは見えている。『全く見たことがない攻撃が急に飛んできた』というよりは、問題が発覚してから悪用されるまでの期間が短くなっていて、頻度や速度が速くなっている」(吉岡教授)


