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下水道使用料金を18年以上も誤徴収 総額658万円 岐阜県下呂市が事業者に謝罪し返還へ

08.14(木)18:49
岐阜県下呂市は14日、市内の事業者から18年以上にわたり、下水道使用料金約658万円を誤って徴収していたことを明らかにしました。
下呂市によりますと、今年7月、市内の事業者が店舗を取り壊す工事をしようとしたところ、店舗が下水道につながっていないことが分かりました。2006年7月、この事業者は2店舗分の下水道接続を市に申請しましたが、1店舗分のみ工事を行っていました。もう1店舗については事業者側の都合で、工事は行われませんでしたが、市は下水道はつながっていると誤って認識していたということです。その結果、2006年11月から今年6月まで、18年8か月分の下水道使用料金658万円余りが誤徴収になりました。
市は事業者に謝罪し、利息を含めた返還手続きを行っているということです。市は「チェック体制を強化し再発防止に努める。」とコメントしています。