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藤井七冠の一手に解説もビックリ「桂馬で銀取りだがなぜ銀を引かないのか」王座戦第2局の行方は
09.18(水)18:36
藤井七冠に永瀬九段が挑戦する、王座戦五番勝負。9月18日の対局前までは藤井七冠の1勝0敗で、18日の対局に藤井七冠が勝てば、タイトル防衛に王手をかけます。
対する永瀬九段は、前の王座戦で藤井七冠に敗れ、タイトルを奪われました。今回、藤井七冠へのリベンジに燃えています。
藤井七冠と永瀬九段:
「よろしくお願いします」
勝敗は18日夜に決まる見通しです。
注目は永瀬九段が反撃に出た場面
現地で取材を続けている安井記者に、これまでの見どころを聞きました。
安井記者:
「藤井七冠と永瀬九段の対局が続く名古屋マリオットアソシアホテルの前です。18日午前8時45分に対局室に2人が入ってくると、部屋の中には緊張感が走ったように感じました」
「序盤は藤井七冠の攻め、永瀬九段の受けという構図でした。注目したいのが、永瀬九段が反撃に出た場面です。永瀬九段の一手で、藤井七冠の銀が取られそうになりました。しかし、藤井七冠はそれを無視して、香車を打って反撃に出ました。これについて現地の大盤解説でも触れていました」
大盤解説:
「4六香と本譜を打ったんですが、ビックリですね。桂馬で銀取りだが、なぜ銀を引かないのでしょうか」
「6七銀だと攻められるので、4六香と攻め合い志向でいったんですね」
安井記者:
「トップ棋士も驚きの一手でした。その後もしばらく互角の戦いが続いていましたが、現在は藤井七冠が有利に進めています」