ストーブから毛布に引火か…寝たきりの76歳女性が右側の肩から足までヤケドし重傷 初期消火に当たった息子も搬送

　三重県名張市の住宅で24日午後、ストーブの火が毛布に引火したとみられる火事があり、住人の高齢女性が右半身をヤケドする重傷です。 　警察によりますと、24日午後5時前、名張市つつじが丘北3番町の木造2階建ての住宅で、「母がやけどを負いました。火は消えていると思うけどストーブ前の毛布が燃えていた」と住人の男性から消防に通報がありました。 　この火事で、住人の76歳の女性が右側の肩から足までをヤケドする重傷を負ったほか、同居する息子(51)が初期消火にあたった際に煙を吸って喉をやけどし、病院に搬送されました。 　女性は寝たきりで、息子が近所に外出して帰宅したところ、ストーブの近くにあった毛布や畳などが燃えていたということで、警察が当時の状況を調べています。