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新校舎の海抜“-1.9m”の立地など巡り議論…愛知県弥富市の小学校統合問題 条例改正案が議会で可決成立
12.23(月)21:18
愛知県弥富市で海抜マイナス1.9メートルの土地へ小学校を統合させる問題で、12月23日、市の計画が可決されました。 愛知県弥富市では、児童数の減少に伴い2028年4月に小学校4校を統合する計画が進められていて、市は今の十四山西部(じゅうしやませいぶ)小学校の場所に統合した小学校を設置する条例改正案を議会に提出しています。 しかし、この場所が海抜マイナス1.9mにあることなどから、安全性を問題視する声が浮上しました。保護者の有志が11月、閉校予定で地盤がかさ上げ済みの十四山中学校跡地での新設を求める3400筆近くの署名と請願書を議長あてに提出していました。 23日午後、弥富市議会本会議で採決があり、十四山西部小学校の場所に統合した学校を置く条例改正案が、可決に必要な3分の2以上の賛成で認められ成立しました。 保護者から出された十四山中学校跡地での新設を求める請願は、反対多数で不採択となりました。 請願を提出した男性: 「悔しいですよ、はっきり言って。本来なら十四山中学校跡地に新しい学校をと、いまだに希望を持っておりますので」