震度5強の地震頻発 愛工大・横田崇教授「関連はないが、いつ起きるかわからない南海トラフ地震に備えを」

4月20日に三陸沖を震源とする最大震度5強の地震が起き、津波が観測されました。長野県北部でも最大震度5強の地震が起きたばかりです。
これらの地震の関連などについて、愛知工業大学の横田崇教授に話を聞きました。

Q.広い範囲に津波警報・注意報が出ました。今回の地震の特徴は?

「海溝型地震で太平洋プレートが下に沈み込むことで発生した地震。もともと日本海溝と千島海溝は地震活動が活発なところです。加えて東北地方太平洋沖地震という大きな地震が起きたあと、まだ地震活動が活発な状況が続いていますから、それらを合わした形で発生している地震」

Q.南海トラフ地震への影響は?

「沈み込んでいるプレートが違うのと、距離が離れていること、そういう意味で、今回の地震が南海トラフ地震に直接影響することはほとんどありえません。ただ、南海トラフ地震はいつ起きてもおかしくない時期に来ていますから、いつ地震が起きても大丈夫なように、ちゃんと備えをしておくことが大事になります」

Q.18日に長野県大町市で震度5強の地震がありましたが、関連は?

「日本列島の中には、それぞれの場所でそれぞれ地震を起こす力があって、これがいつ起こるか分からない。たまに揺らぐなかで、『ここで起きた』とか、関係ないけれど『こっちでも起きた』と、時間的に近接すると『関係あるのでは?』と思い込むが、それはバラバラの独立した現象がほとんどなので、そういう意味で関係がない」

Q.私たちが、今できる備えは?

「家具が倒れてこないように、ちゃんと固定してもらう。それから食料とか水がちゃんと備蓄されている。飲み物や食べ物、携帯トイレをセットにして、3日からできれば1週間分ぐらいを備えておく」

Q.これからGWです。旅行先での対策は?

「旅先のハザードマップを見て、津波の場合だとどこへ避難するのがいいのか、どういう避難路があるのか、そういうことを確認しておくということが大事なポイントになります」

地震の備えの再確認を

地震への備え確認ポイント

 いま一度、地震への備えを確認してください。

 主なポイントです。

■家具の転倒防止

■ハザードマップや避難経路の確認

■非常食の確認
 備えるだけではなく、実際に食べてみることも大切。作り方や味を知っておきましょう。
  
■携帯トイレ
 地震のあと、断水でトイレの水が流れないこともあります。携帯トイレの袋の取り付け方や、凝固剤の使い方を実際に経験しておきましょう。

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