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戦後80年「平和の大切さを伝えたい」 木下大サーカスの会場で「ぞうれっしゃがやってきた」を合唱 子どもらが歌声響かせる 名古屋・中区

08.09(土)20:05
動物園のゾウが戦火を逃れ生き残った実話をもとにした合唱曲「ぞうれっしゃがやってきた」が、名古屋のサーカス会場で披露されました。
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「ぞうれっしゃがやってきた」は、太平洋戦争のさなか、名古屋の当時の東山動物園が木下サーカスから寄贈された2頭のゾウを殺処分の危機から守り抜き、終戦から4年後の1949年に、ゾウに会いたいとの全国の子どもの願いを叶えようと、国鉄などが特別列車を運行した「ぞう列車」の物語を歌にしたものです。
9日は、約150人の合唱団が、作曲した藤村記一郎さんの指揮のもと歌声を響かせました。
会場で藤村さんは「平和な世の中をどうしたらできるのかを、大人と子どもが一緒になって作り上げる。そんなことが続いたらいいなと思う。」などと、これからも歌を通じて平和の大切さを伝えていきたいとの思いを語っていました。
「ぞう列車」ゆかりの木下大サーカスの名古屋公演は、ことし10月27日まで行われています。