ドラゴンズOB祖父江大輔さんが鋭く語る今季の見どころ 注目する根尾昂投手と高橋宏斗投手の素顔は?

3月27日に開幕が迫ったプロ野球。元ドラゴンズの祖父江大輔さんが19日にメ~テレの「ドデスカ+」に生出演。
今シーズンのドラゴンズの注目ポイントを解説してもらいました。

メ~テレ「ドデスカ+」に生出演した祖父江大輔さん

 ファンに、そしてチームメイトに愛された祖父江大輔さん。

 現役時代は鋭い眼光でバッターを圧倒してきましたが、眼光のごとく鋭い視点で、ドラゴンズの注目ポイントを深堀りしてもらいます。

現役時代「中継ぎの柱」として活躍

 祖父江さんはドラゴンズ一筋12年、510試合に登板。中継ぎの柱として活躍し、2025年のシーズンで引退しました。

Q.開幕直前のこの時期、現役時代はどんな気持ちで過ごしていた?

「この時期はオープン戦で結果が欲しい、アピールしたいという気持ちもありますが、シーズンに向けてどういう形でスタートを切れるかを意識して試合に臨んでいました」

Q.オープン戦の結果がシーズンにかなり影響する?

「スタッフにアピールして開幕1軍を目指すのは、特に若手にはあると思う。僕はもうベテランだったので、シーズンでいいスタートが切れるようにと過ごしていました」

「ホームランウイング」新設は?

バンテリンドームに新設される「ホームランウイング」

 祖父江さんに、今シーズンのドラゴンズの注目ポイントを3つ挙げてもらいました。

 1つ目は「ホームランウイング新設」です。
 フェンスが最大6m前進し、高さが4.8mから3.6mに下がります。

Q.ドラゴンズにとってどう?

「野手にとってはプラスになることが多い。ホームラン数が増えたり、得点力にはつながります。打つ方にはかなり有利ですね」

 去年のセ・リーグの成績をみると、ドラゴンズの得点は403点と最下位、ホームラン数も83で5位ですが…。

 今年のオープン戦の成績は65得点と1位。ホームランも1位タイの13になっています。

Q.ピッチャー側は緊張感があるのでは?

「打たれる側はマイナスも多いけれど、やはり打線が大事になってくる。オープン戦のホームラン数をシーズン143試合に置き換えてみると124本になる。去年一番ホームランを打ったDeNAは110本なので、このペースなら超える」

Q.優勝できるということ?

「優勝間違いないです(笑)。これだけ数字が増えるということは、ピッチャーにとってもいいし、チームとしてはかなり大きな数字になってくる。ホームランウイングができてよかったと思います」

根尾投手にインタビュー

根尾昂投手にインタビューした祖父江さん

 2つ目の注目ポイントは、「カギを握る投手陣」です。

 祖父江さんが注目しているのは、根尾昂投手。

 その根尾投手に、祖父江さんが"人生初"のインタビューをしました。

「普段通りでいい?『根尾さん』がいい?」(祖父江さん)
「やめてください。僕の方が緊張します」(根尾投手)
「ねっちでいいかな」(祖父江さん)
「お願いします」(根尾投手)

 岐阜県飛騨市出身、プロ8年目・根尾昂投手。
 高校時代、甲子園で3度の全国制覇を経験し、2018年に野手としてドラフト1位で入団しました。
 しかし、プロの世界では思うように行かず、2022年のシーズン途中からピッチャーに転向。

 1年目は25試合で投げたものの、以降は登板の機会に恵まれず、悔しい日々を送りました。

根尾投手「悔しさを全部乗せて投げる」

「悔しい思いを全部今年に乗っけて投げたい」と語る根尾投手

Q.今年は何をアピールする?

「自分の一番いい球は真っ直ぐ。プラス変化球がもっと生きるように、真っすぐでもっと押すことをいま一番求めている」(根尾投手)

「(根尾投手は)何でも言われたことをできちゃうから。1年の中でここっていうポイントを持っておくと。143試合の中で崩れることもあるけど、強みを持っておくといいよね」(祖父江さん)

「僕が目指しているのも、球の速さだけではなくて、コントロールだったり、打者との間合いを察していけるようにというのがある」(根尾投手)

 オープン戦ではまっすぐを武器に、バンテリンドームでは防御率0.00。

 フォアボールもわずか1と、コントロールに磨きをかけ、開幕1軍を大きくたぐり寄せています。

「1軍で40試合以上いけるように」(祖父江さん)

「悔しい思いはたくさんした。その分、全部今年に乗っけて投げたい」(根尾投手)

根尾投手の開幕1軍は?

根尾投手の開幕1軍を期待する祖父江さん

 根尾投手とは、プライベートでも仲がいいという2人。

「すごいかわいい後輩です。根が真面目で練習熱心なんですが、プライベートだと僕が『このお店おいしかったよ』と言うと、すぐ次の日に行って、『祖父江さんおいしかったです』って、かわいい笑顔で言ってくれるんですよ。かわいくてしょうがないですね」

 ピッチャーに転向して、まだ開幕1軍がない根尾投手。

Q.今シーズン、根尾選手の活躍をどのように見ていますか?

「オープン戦でしっかり結果を残しているし、本当にいい球を投げているので、開幕1軍は全然あると思います」

2人目のカギは高橋宏斗投手

2人目のカギは高橋宏斗投手

 そしてカギを握るもう1人の投手は、高橋宏斗投手です。

 愛知県尾張旭市出身で、地元出身の投手ということでも期待されます。

 19日、WBCから帰国して初めてチームの練習に合流しました。

「前回のWBCも経験し、今回も初めて先発していい結果を残していますから、ドラゴンズにいい流れを持ってきてくれると思います。もう僕は『宏斗』って呼べないかもしれないです。『宏斗さん』って」

Q.前回のWBCの経験をチームにレクチャーすることはあった?

「まだ若かったのであまり語りませんでしたが、聞くと『こういう経験をした』ということを、宏斗よりも若い選手に伝えているようなので、チームにとってはプラスですね」

Q.高橋投手の素顔は?

「宏斗は僕の隣のロッカーでした。先発前のピッチャーには、僕らは静かにしているんですが、宏斗はどんどん話しかけてきて、いい意味で緊張感がないというか、堂々としていた。しゃべり終わると『じゃあソブさん行ってきまーす』と笑顔で出ていく。それでしっかりいいピッチングをするので、かなりかっこいいですね」

Q.先輩たちの雰囲気作りも良かったのでは?

「多分、僕の雰囲気作りが良かったのかもしれないです(笑)」

Q.今シーズンの高橋選手の活躍は?

「投手キャプテンですし、まだ若いですが、チームの柱として10勝・2桁勝利は確実にしてほしい。10勝といわず12勝、13勝と勝ってほしいですね」

「ドラゴンズ優勝」を予想する理由

祖父江さんが注目する「球団創設90周年」

 15年ぶりのリーグ優勝の期待が高まったところで、祖父江さんに今年のセ・リーグ順位を予想してもらいました。

「もちろんドラゴンズ1位です!若手・中堅・ベテランとバランスが取れていて、去年よりもより一層チームとして一つに固まっているので、優勝はあり得ると思います」

 今年のドラゴンズ優勝を裏付けるデータが――。

 それが注目ポイントの3つ目、「球団創設90周年」です。

「球団創設90周年は、2024年に迎えた巨人が優勝して、2025年には90周年だった阪神が優勝といういいジンクスがある」

Q.選手たちは球団創設90周年を知っている?

「知っています。監督が一番意識していると思います」

 祖父江さんは4月から、メ~テレ朝の情報番組「ドデスカ!」の木曜にレギュラー出演します。

(2026年3月19日15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ+』より)

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