精神的な苦痛に伴う慰謝料のほか、現場保存のために借り続けたアパートの家賃などの賠償を求めています。
名古屋地裁に訴えを起こしたのは、高羽悟さんと長男の航平さんです。
1999年11月、名古屋市西区で高羽さんの妻・奈美子さんが殺害された事件は26年間未解決のままでしたが、安福久美子被告(69)が3月、殺人罪で起訴されました。
高羽さんらは具体的な請求額を明らかにしていませんが、安福被告に対し精神的な苦痛に伴う慰謝料のほか、現場保存のために借り続けたアパートの家賃の賠償などを求めています。
高羽悟さん:「私と息子の気持ちの中では金額ではなく、20年の期間がおかしいというのが裁判を起こした趣旨」
民法では不法行為から20年で損害賠償の請求権がなくなると規定されていますが、高羽さんの弁護団は、安福被告が逃走を続けたことにより加害者が分からない状況が20年以上続いていたとして、請求権は有効だと主張しています。


