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名古屋の約4割が水につかり死者10人…25年前に起きた「都市型水害」 東海豪雨

09.11(木)12:25
東海豪雨から11日で25年となり、名古屋市で追悼の行事が行われました。
堤防が決壊した新川沿いにある名古屋市西区の公園では、午前6時から地元の住民ら約30人が集まり、追悼の行事が行われました。
2000年9月11日の未明から翌朝にかけてこの地方を襲った東海豪雨では、名古屋市内の約37%が水につかり、死者10人、浸水家屋約7万軒などの被害が出ました。
「この決壊した場所で伝えることは非常に大きな意味を持つ。伝えない限り風化してしまう」(東海豪雨を語り継ぐ会 石田音人代表)
当時、水害の跡地から救った「スイセン」の球根が翌年花を咲かせたことから、参加者は球根を植え東海豪雨の被害を語り継いでいく決意を新たにしました。