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交際女性の父親を包丁で複数回刺して殺害 45歳男に懲役20年の判決 名古屋地裁の裁判員裁判 “完全責任能力あり”と判断

03.12(水)18:52
おととし、愛知県知多市で交際していた女性の父親を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判で、名古屋地方裁判所は懲役20年の判決を言い渡しました。
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判決などによりますと、神奈川県の無職、相馬寛大被告(45)は、2023年に知多市長浦で、交際していた女性の父親である西岡歳一さん(当時80)の首や背中を包丁で複数回刺して殺害した殺人の罪に問われています。
これまでの裁判で、被告は起訴内容について「刺したことは間違いない」としながらも「けがをしたか確認が取れていない」などと、包丁で刺した行為と死亡との因果関係について明言を避けていました。
被告の責任能力の有無が争点となる中、名古屋地裁は完全責任能力を有していたと判断し、懲役20年の判決を言い渡しました。