国の舵取りで気になるのは1月、衆議院解散を発表した際に高市総理が宣言した、ことし4月からの高校無償化。
【写真を見る】“高校無償化”4月に間に合う? 名古屋の私立高校「学校側でもわかっていない」 愛知県では4月に開始できるよう準備進めるも… “待ち状態”
(高市早苗総理 1月19日)
「高市内閣として4月からの実施を決定している。いわゆる高校の無償化・給食費の無償化の予算については、関連法案の年度内成立や暫定予算の計上など、あらゆる努力をして実現してまいります」
現行制度では、世帯年収の所得制限があり新制度を実施するためには「高校就学金支援法」の改正が必要です。
法案の審議が選挙の影響で4月以降にずれ込むと、現行制度のままです。焦点は、3月末までに法改正・法案成立となるかです。
名古屋の私立高校「いつどのように実施されるか分かっていない」
高校の授業料無償化に、街の声は…
(20代 公立高校を卒業)
「学生の時、私立は高くていけないということがあったので、無償になれば色んな選択肢が増えて、自分の行きたい高校に行ける子が増えるのでは」
(50代 子どもが公立高校在学)
「学費だけでなく、交通費とか他にも費用がかかるので、そういう分で援助があれば助かる」
さらに、名古屋市内の私立高校の受け止めは…
(中京大中京高校 入試広報部 生田大輔部長)
「国の決定がこのようなものであるというのは、何となく聞いてはいるが、正直学校側でも、それがいつどのように実施されるかというのは正確には分かっていない」
授業料無償化で「行きたい学校を選べるようになる」
従来、私立高校の場合は所得制限を設けた上で、実質的な授業料の無償化を行っていました。これが一律無償化となると、全校生徒約1400人のこの高校では、所得を判別する作業時間が必要なくなり、職員の負担は減るのではといいます。
(生田部長)
Q.授業料無償化が実施されたら?
「公立・私立という見方ではなくて、行きたい学校や教育内容をよく見て、受験生も選んでくれるようになる」
愛知県は4月に開始できるよう準備進めるも…
また、愛知県は4月から高校無償化が開始できるよう、新年度予算案にも計上し準備を進めてはいるということですが、現状、国からの情報を待っている状況だといいます。
さらに、4月からは私立高校の入学納付金に対する補助については、所得制限を撤廃し、上限を20万円として補助する方針だということです。


