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誤った指導で重傷も救急車呼ばず…小学校で理科の実験中に女子児童が“やけど” 保護者が医師にみせ皮膚移植等に向け入院

05.31(土)12:45

名古屋市の小学校で2025年5月28日、誤った指導で理科の実験中にエタノールに引火し、小学6年の女子児童がやけどをしました。学校は救急車を要請しなかったということです。 名古屋市教委によりますと2025年5月28日、市内の小学校で、ガスコンロを使い葉にデンプンがあるかを調べる理科の実験中、エタノールに引火して6年生の女子児童が右手首をやけどしました。 やけどは重傷でしたが、学校は救急車を要請せず、迎えに来た保護者が病院に連れて行ったところ、専門的な治療が可能な救急外来を紹介され、現在は皮膚移植などの手術に向けて入院中だということです。 指導にあたっていた28歳の男性講師は、本来は湯せんするエタノール入りの試験管を、直接加熱するよう指導していて、市教委の聞き取りに「認識不足だった」という趣旨の説明をしているということです。