自衛隊機が墜落した入鹿池 油流出懸念も水質に問題なく田植え用の配水始まる　愛知・犬山市

自衛隊機が墜落した愛知県犬山市の入鹿池できょうから田植え用の農業用水の配水が始まりました。

　愛知県犬山市の自衛隊機の墜落事故で懸念されていた入鹿池の油の流出について入鹿用水土地改良区は農業用水として使用できると判断し、1日から一部の地区で田植え用の配水を始めました。

　入鹿池の水を使う近隣農家は「予定通り田植えができたということで、非常に安心しています」「水質調査はしてもらった上、こうして水を流してもらったので助かった。安心しています。市場の米の価格も高騰しているということで、いくらか力になれたらと思っていますし消費者に行き届けばと思っています」と話していました。

　残りの地区への配水も今月3日から始まるということです。