三重県伊賀市で枯草が焼けた火事。出動した消防車が、タンクに水を入れないまま出動していたことがわかりました。
「この場所のこと?」(近くに住む人)
地元の人も驚く出来事が起きたのは、伊賀市一之宮の休耕田です。
伊賀市消防本部によりますと、15日午前9時20分ごろ、この場所で「煙が出ている」と119番通報がありました。
現場に到着したタンク車は、消火が必要だと判断しましたが、いざ放水をしようとしたところ、タンクに水が入っていなかったことに気付いたということです。
その後、現場から応援を要請。
駆け付けた別の消防車が放水し、火は通報から約50分後に消し止められました。
けが人はいませんでしたが、この火事で休耕田の枯れ草約3500平方メートルが焼けました。
なぜ水が入っていなかったのか

なぜタンク車に水が入っていなかったのか。
消防によりますと、3月12日から13日にかけてタンク車の水を空にして車検に出していて、その後、水を入れ忘れていたということです。
「それは不手際ですな、もっと準備しないと。タンクが空っぽの消防車が来ても意味がない」(近くに住む人)
タンク車が放水できないことに気付いてから、応援の消防車が放水を始めるまでの時間は「19分」。
市の消防本部は放水の遅れで延焼面積が広がった可能性があるなどとして、「重大なインシデント」と捉え、水量計の目視での点検を毎日行うなど、再発防止に努めるとしています。


