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愛知・豊田市で爆発事故の自動車部品メーカー 社長が謝罪し引責辞任の意向「深くおわび申し上げます」

04.25(金)06:22
愛知県豊田市の工場で、3月、爆発事故が発生した自動車部品メーカーの中央発條は、社長の退任を発表しました。
事実上の引責辞任とみられます。
中央発條 小出健太社長:
「ご関係の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます。申し訳ありませんでした」
3月、豊田市の中央発條・藤岡工場で起きた爆発事故では、従業員3人が死傷しました。
この事故でばね部品の生産がストップし、供給先のトヨタ自動車の工場の一部が、数日間にわたり稼働停止するなど生産ラインへの影響が出ました。
24日の会見で中央発條は、事故原因について、「ばね製造の際に出る粉じんの濃度が設備内で高くなり、爆発が発生したとみられる」と説明しました。
異常時に自動停止する安全装置を導入するなどの対策を取るとしています。
また、あわせて、小出健太社長の退任を発表しました。
事実上の引責辞任とみられます。