「爪で引っかかれたら耳も鼻も取れちゃう」 相次ぐクマ被害 猟友会が考える課題は人材確保 「10年、20年先を見据えて」

クマ被害について、東海地方の猟友会も頭を悩ませています。

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狩猟歴65年、愛知県新城市で猟友会会長を務める佐藤勝彦さんは、全国でクマが増えすぎていることを危惧しています。新城市でも、ことし既に1件の目撃情報がありました。

(新城市猟友会 佐藤勝彦会長)
「爪で引っかかれたら耳も鼻も取れちゃう。保護するとあっという間に増えて、『駆除してくれ』と言ってもなかなか駆除できるものではない。“シカの例”を見ても分かる」

佐藤さんによると、16年前には県内で1480頭捕獲されたシカが、2024年には7640頭に。

自身が営む観光ホテルでジビエ料理を提供するなど、捕獲したシカの活用にも取り組んでいますが、とても食べ切れる量ではなく、一度増えてしまった動物の個体数を管理するのは、非常に難しいと実感していると言います。

狩猟免許の講習会受講者 今年は例年の2倍に

愛知に隣接する長野や岐阜では、年に300頭以上を捕獲。熊が山を超えて愛知に入ってくるのも、時間の問題ですが…

(佐藤会長)
「新城でクマに対処できる人は1人くらい。危険が伴わなければ、誰にでも言えるけれど、もしけがをされたら大変なことになってしまう」

新城には、200人ほどの猟友会の会員がいますが、銃が使えるのは40人。

(佐藤会長)
「10年、20年先を見据えて会員を育てていかないとどうしようもない」

熊問題への関心の高まりで、ことし狩猟免許の講習会を受講する人が、例年の2倍になったということですが、10年先を見据えた人材確保が課題です。

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