BMX世界ランク1位・小澤美晴選手(16)「目標は兄」7人兄妹の兄と共にアジア大会へ【じもスポ】

自転車競技、BMXを取り上げます。「じもスポ!」コーナーでも何度も紹介している7人兄弟の長男、小澤楓選手。今回はその兄の背中を追いかけ、世界トップライダーにまで成長した妹・美晴選手に密着しました。

 岐阜県本巣市の山間部。

 廃校になった小学校の体育館で練習していたのが、自転車競技BMXフリースタイル・パーク、本巣市出身の小澤楓選手と美晴選手です。

 兄の楓選手はパリオリンピックでリザーブメンバーとして日本代表に帯同した世代トップライダー。

 そんな兄がきっかけでBMXを始めたのが、2つ下の妹、高校2年生の美晴選手です。

「毎日1人だと練習が、はかどらなくてあまり楽しくないけど、2人でやっているから楽しいです」(小澤美晴選手)

憧れの兄に追いつくため男子選手顔負けの技を磨く

当時9歳の美晴選手

 今から7年前。ジュニアの世界一に輝いていた兄とともに練習していた美晴選手。

Q.お兄ちゃんすごいじゃ、見ていてどう?
「すごい!」(当時9歳の美晴選手)

Q.どんなところがすごいですか?
「技がいっぱいできるところ。ああなりたい」(当時9歳の美晴選手)

 憧れの兄に追いつくため、男子選手顔負けの技を磨いてきました。

「世界で通用する技を持っている」(兄・小澤楓選手)

 世界でもほんの一握りの女子選手しか繰り出せない大技を武器に、去年初めてワールドカップを制した彼女。

 実は現在、16歳にしてなんと世界ランク1位。

 2年後に迫るロサンゼルスオリンピックのメダル候補に成長しました。

「小さいころの夢で、すごく大きな舞台で、オリンピックで優勝することが目標です」(美晴選手)

最高な環境のおかげで日に日に進化を遂げる

廃校の体育館にある全国屈指のBMXパーク

 飛躍を支えるのが、廃校の体育館にある全国屈指のBMXパーク。

 建築業を営む父・建司さんが本巣市に直談判をし、楓選手や地元のボランティアと共に手作業で造りました。

 2年前取材したときのパークがこちら、そして現在はというと、かなりセクションが増えています。

「板の色が新しそうなものは大体自分で作っている」(兄・楓選手)

 自分たちの成長に合わせて、楓選手が自らの手で改良しているんです。

 高さ約7mのこの壁もそのひとつ。以前はのぼり降りしかできなかったセクションがターンの練習もできる壁に。

「得意なターンが左回りで右回りが苦手。壁で毎日練習しているからうまくなった」(美晴選手)

 兄がくれた最高な環境のおかげで日に日に進化を遂げています。

「目標が近くにいるというか、一番身近なのがお兄ちゃん。楓といういいお手本がいるので、美晴が1番いい環境にいると思います」(父・建司さん)

家族で過ごす時間が癒やしのひととき

2男5女、7人の小澤兄妹

 ときにはアドバイスもくれる憧れの兄ですが、勝っていると思うところが――

「まあ…きょうだいからの人気(笑)」(美晴選手)

 2男5女、7人の小澤きょうだい。

 長女である美晴選手は頼れるみんなのお姉ちゃんです。

Q.美晴選手はどんなお姉ちゃん?
「シール交換をしてくれます」(三女・美心さん)
「一緒に料理を作ってくれます。カルボナーラ」(次女・美咲さん)

「下の子たちは頼りにしている。何かあれば美晴に頼めばいいい」(父・建司さん)

 競技に打ち込む日々の中で、家族で過ごす時間が癒やしのひとときとなっています。

アジア大会に繋がる大事な一戦でまさかの展開が…

アジア大会に繋がる大事な一戦にのぞむ小澤美晴選手

 4月。BMXの日本一を決める大会、「ジャパンカップ」が名古屋で開かれました。

 制限時間内にトリックを出し続け、技の難度や完成度などを競う、BMXフリースタイル・パーク。

 女子でひときわ注目を集めていたのが、現在世界ランク1位の16歳、岐阜県本巣市出身、小澤美晴選手です。

「BMXは一人一人技得意な技が違う。自分しかできない技もあってすごく面白いです」(美晴選手)

 シーズン初戦となる今大会は、アジア大会に繋がる大事な一戦です。

 2本のうち良い方のスコアが最終得点となる決勝。

 出番を控える、兄・楓選手も見守る中、1本目。

 序盤にミスがあり、思うようなライディングができず、まさかの暫定2位となってしまいます。

世界ランク1位の強さを見せつける

世界ランク1位の強さを見せつけ、見事逆転優勝した美晴選手

 迎えた最終2本目。

「落ち着いて走ることが一番大事。そこを意識して走りました」(美晴選手)

 女子では世界でも稀な大技、得意のバックフリップダブルバースピンを成功させます。

 さらに、自分が横に1回転しながら車体を1回転、高難度な360テールウィップも決めます。

 世界ランク1位の強さを見せつけ、見事逆転優勝。

 男子で2位となった兄・楓選手とともに兄妹で表彰台に上がりました。

「1本目がダメだったけど、リラックスして立て直して、優勝できてうれしいです」

 憧れの兄に近づくため、夢のオリンピックを見据えつつ、まずはアジア大会へ。

 16歳の世界トップライダーは歩みを止めません。

「日本で32年ぶりの開催で名古屋なので、練習を頑張って出場して優勝したいです」(美晴選手)

(2026年5月14日放送 メ~テレ『ドデスカ+』「じもスポ!」コーナーより)

©「かよチュー」実行委員会|©中京テレビ|© CBC TELEVISION CO.,LTD. |©テレビ愛知|©東海テレビ|©多田かおる/ イタキス製作委員会|©テレビ愛知・フリュー/徹之進製作委員会|©メ~テレ|©東海テレビ、中京テレビ、CBCテレビ、メ~テレ、テレビ愛知|東海テレビ、中京テレビ、CBCテレビ、メ~テレ、テレビ愛知|© Studio Ghibli|©2023 二月 公/KADOKAWA/声優ラジオのウラオモテ製作委員会|©CBC TELEVISION CO.,LTD.|©東海テレビ事業|©実験ヒーロー製作委員会2024|©実験ヒーロー製作委員会2025|©実験ヒーロー製作委員会2026|©福岡放送 読売テレビ 中京テレビ 札幌テレビ|©TOKAI TELEVISION BROADCASTING CO.,LTD.|©メ~テレ |©ヴァンガードプロジェクト ©VG15th
各ページに掲載の記事・写真の無断転用を禁じます。
JASRAC許諾番号NexTone許諾番号
第9008707021Y45037号ID000007318
第9008707022Y45038号ID000007452
©東海テレビ, 中京テレビ, CBCテレビ, 名古屋テレビ, テレビ愛知 2020 All Rights Reserved.