中部電力浜岡原発の再稼働審査をめぐるデータ不正問題で、トップが辞任です。不正が起きた背景に何があったのでしょうか。
【写真を見る】中部電力 勝野哲会長・林欣吾社長が9月末で辞任 「極めて重い責任があると認識している」 14日に調査報告書を公表 浜岡原発の“データ不正問題”で
(中部電力 林欣吾社長 14日午後2時頃)
「地域や多くのステークホルダーの皆さまに、多大なるご心配とご迷惑をおかけするとともに、広く社会の皆さまからの強い不信を招いたことにつきまして、改めて深くおわび申し上げます」
9月14日午後2時から開かれた会見冒頭、深々と頭を下げる中部電力のトップ2人。
浜岡原発の再稼働審査をめぐるデータ不正問題で14日、外部の弁護士による調査報告書が公表されました。
勝野哲会長・林欣吾社長 9月末で辞任
報告書では、経営陣が不正に直接関与したとは認めなかったものの、経営層による批判や叱責が現場に対する圧力となり不正につながったと認定。
この問題を受けて、中部電力は勝野哲会長と林欣吾社長が9月末で辞任すると発表しました。水野明久相談役も退任します。
(中部電力 勝野哲会長)
「当時の経営トップとして本事案の発生や継続を防止できなかったこと、また早期に把握し是正することができなかったことについて、極めて重い責任があると認識しております」
(中部電力 林欣吾社長)
「経営層が実務者に正面から向き合い正しい情報を共有し、多様な観点から議論を尽くすという、本来果たすべき役割を十分に果たすことができませんでした」
後任の社長には、安井稔取締役が就任予定。中電のトップ3人が退く異例の事態になりました。


