お城が2つ?名古屋城近くに建設中の新ホテル「エスパシオ ナゴヤキャッスル」高い石垣に城郭風の屋根
名古屋城のすぐ西に建つ「エスパシオ ナゴヤキャッスル」のほぼ全貌が7日に確認できました。
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「ESPACIO(エスパシオ)」とは「空間」や「宇宙」を意味するスペイン語で、唯一無二のラグジュアリーホテルを目指すとのこと。
このホテルは2020年に閉館した「ホテル ナゴヤキャッスル」を建て替え、ことし10月に開業予定です。
当初の計画では11階建てで客室は108室、30室のスイートルームを備えるとのことでした。
ホテルの近所の皆さんに話を伺いました。
(近くに住む人)
「お城には似ると聞いていたんですが、まさか天守閣みたいになるとは思わなかった」
名古屋城の天守閣からは約250メートルの距離。ホテルの屋根は名古屋城と調和するように城郭風です。
(横に住む人)
「日本のお客さんより海外の観光客がいらっしゃるのでは。過去のキャッスルホテルは食事では利用していたが、今後どうなるか…。料金次第です」
天皇陛下やジャイアンツの選手も
さらに別の近所の人は、こんなことを…。
(近くに住む人)
「昔は相撲の力士やプロ野球選手が泊まっていた。この辺りをプロ野球選手がパンツ一丁で歩いていたり。ナゴヤドームができた最初優勝した時に、ビールかけができないからと、ここの駐車場で巨人や中日がビールかけをしていた」
「ホテル ナゴヤキャッスル」は1969年に開業。
天皇陛下が宿泊されたり、プロ野球のジャイアンツが定宿(じょうやど)にしていたりと、名古屋を代表する格式の高いホテルとして知られていました。
2000年には名称が「ウェスティン ナゴヤキャッスル」に代わりましたが、そのオープニングの日には長島茂雄さんが駆け付けました。
コロナ禍を経て、さらなるインバウンド需要も見込まれます。「エスパシオ ナゴヤキャッスル」の、ことしの開業が楽しみです。