節水対策が強化されてきた愛知県の東三河地域に水を供給する豊川用水をめぐり、10日から節水率が緩和されることになりました。

豊川用水では、去年8月から徐々に節水対策が強化され、9日現在の節水率は農業・工業用水で50パーセント、水道用水で30パーセントまで引き上げられています。
水源のひとつ、新城市の宇連ダムの貯水率は一時、ゼロになりましたが、先月下旬以降のまとまった雨により徐々に貯水率が回復したことで愛知県は節水率の緩和に舵を切りました。
緩和は10日午前9時からで、節水率は農業・工業用水で40%、水道用水は20%に引き下げます。
緩和は去年8月に節水対策が強化されて以降、初めてです。
その一方で、水資源機構は豊川水系全体の貯水率は「平年と比べて少なく、これから水稲による需要の増加が見込まれる」として矢作川からの導水をはじめとする緊急の渇水対策を続けるよう求めています。


