気象庁は4日午後4時、北アルプスの活火山・焼岳について、噴火警戒レベル2を継続すると、発表しました。噴火警戒レベルは5段階あり、2は下から2番目のレベルです。焼岳では4日午後3時までに、火山性地震はありませんでした。

気象庁によりますと1月25日に始まった火山性地震の回数は減っています。25日は75回ありましたが、その後の1日あたりの回数は速報値で、2月2日1回、3日1回、4日は午後3時までに0回でした。
山頂付近の噴煙の状況等に特段の変化は認められていません。
GPSによる連続観測では、山頂付近で緩やかな膨張を示すと考えられる長期的な変化が続いています。
焼岳では火山活動が高まっていて、想定火口域から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるということです。
想定火口域から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
地元の高山市と松本市は、焼岳について登山禁止にしています。
気象庁は、焼岳の噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意するよう呼びかけています。
気象庁による次の焼岳の状況に関する解説情報は、6日(金)午後4時頃に発表の予定です。なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせするとしています。


