かけ離れた存在のはずの“月とスッポン”に意外な関係?潮の満ち引き起こす“月の力”でスクスク育つ

「月とスッポン」といえば、同じように丸くても「かけ離れた存在」を表すたとえですが、実は意外な関係があるのではないかという研究がこの地方で進められています。一体、どんな関係があるのか。取材しました。

 訪れたのは、岐阜大学の実験室。並べられた水槽の中には、のんびり過ごす小さなカメたちが…。

トヨタ紡織 中村道彦さん:
「大学の設備を借りまして、スッポンを飼わせていただいています」

 このかわいい「稚ガメ」は、食用にもなるあのスッポンです。3年前から岐阜大学と共同で研究に取り組む「トヨタ紡織」。自動車のドアや内装のメーカーがスッポンの研究をする理由は?

中村さん:
「古来、人間も含めて生き物に対して、月の満ち欠けといったもののリズムが何らかの影響があって、研究を発展させていったのが、例えばこのスッポンの育成」

 テーマはずばり「月とスッポン」。「かけ離れた存在」の代名詞ともいえるこの2つに、実は意外な関係があるのではないかといいます。

 地球の自転により月が近くにある時、月の引力が強く働き、海面が引っ張られるため「満潮」になります。トヨタ紡織は、以前から潮の満ち引きを起こす「月の力」に着目し、生物との関係を研究してきました。

2年前にリーフレタスの水耕栽培の様子をした際、明らかに大きい方のレタスは、干潮から満潮に変わる時、つまり月の引力が強まっていく時間帯に照明を消し夜の状態にして育てました。

 スッポンの研究では毎日、午前10時にエサを与えるパターンと、1日50分ほどずれていく満潮時にエサを与えるパターンを観察しました。

飼育から9か月経ったスッポンの重さを、実際に測ってみると、午前10時の方は286グラムだったのに対し、満潮の方が328グラムと、40グラムほど重い結果になりました。

さらに25匹ずつの稚ガメを同じ方法で14週間飼育した研究では、体重増加率の比較で満潮時にエサを与えた方が1.6倍にもなったといいます。

 太陽ではなく「月の力」を利用すると、なぜスッポンやレタスがより大きく育つのでしょうか。

中村さん:
「まだ解明できているとは言い難いんじゃないでしょうか。(今後、解明していく)普遍的な原理が、全体的な食料の増産だとかに役立てられれば、大いに嬉しいですね」

 トヨタ紡織は、「月の力」のメカニズム解明も進め、将来の食料増産などに役立てたい考えです。
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