ゴールデンウイークが始まりました。旅行や帰省などで自宅を留守にする人が増えます。そこで注意したいのがこちらです。空き巣です。4月26日、埼玉県行田市では、16軒の住宅の一部で現金などが盗まれました。埼玉県警は連続窃盗事件などとして捜査しています。
ゴールデンウイークの留守中に空き巣の被害に遭わないための対策を防犯のプロに聞きました。閑静な住宅街です。そこにやってきたのは、フードをかぶった2人組です。1人が塀をよじ登ります。敷地内から扉を開けようとしますが思うように開けられません。
すると2人が工具を持って家に侵入しようとします。しかし、その直後。
2人組:
「帰ってきた、帰ってきた、裏へ裏へ裏へ戻ってきた。戻ってきた」
2人組は何も盗らずに逃げました。愛知県警によりますと県内では2025年の1年間に住宅を狙った侵入盗の被害が1321件発生しています。そのうち222件が住人が留守の間に侵入する空き巣でした。
空き巣の被害を防ぐために防犯のプロに聞く
空き巣の被害を防ぐためにはどうすればいいのでしょうか。住宅の防犯対策について研究している山田恭司さんに自宅でできる対策を聞きました。
旭化成ホームズLONGLIFE総合研究所 山田恭司防犯設備士:
「(対策を)3つのステップで考える。1つ目は狙われない。2つ目は敷地に入らせない。3つ目は家に入らせない。この順番で対策を考えてほしい」
まず、空き巣に狙われないために重要だというのが。
旭化成ホームズLONGLIFE総合研究所 山田恭司防犯設備士:
「狙われないためには隙を見せないことが重要。格子がついていて安全そうに見えるが、安心して(窓を)開けていると、網戸を切って窓を開けて鍵を開けて入ってくることがある。昔から多いが、最近もそういう事件が起きている。ゴールデンウイークに出かけるときはぜひ、窓を閉めて鍵を2つ閉めて出かけてほしい。網戸を切って窓の開閉ができなければ鍵まで手が届かないので、今度はガラスを割る作業に入らなければいけない。時間がかかると(犯人が)やめる可能性もあるので、できるだけ時間をかけさせてほしい」
家に入らせないためにはシャッターを閉めることも大事
次に必要なのは、敷地に侵入させないための対策です。
旭化成ホームズLONGLIFE総合研究所 山田恭司防犯設備士:
「建物の裏側や奥の方から侵入されるケースが約6割弱。できるだけ奥に行かせない。自転車などを置いて対策をする。越えてはいけないラインを越えたら怪しい人だと分かって通報しやすくなるので障害物を置いてほしい」
さらに、室内に入らせないための対策を聞きました。
旭化成ホームズLONGLIFE総合研究所 山田恭司防犯設備士:
「家に入らせないためにはまずはシャッターを閉めること。侵入に5分かかると7割の犯人が諦めるという警察庁のデータがある。シャッターを壊した後、窓を壊して入らなければならないという二重で時間がかかるので犯人が避けて通るのでは」
さらに山田さんは、窓が割られて解錠されても、開かないよう固定する「補助錠」が重要だと指摘します。
旭化成ホームズLONGLIFE総合研究所 山田恭司防犯設備士:
「補助錠をつけるときは窓の上につける。上だと力が入りにくく割りにくい。1階の外からだと手が届かない可能性があるので、窓を割っても入りにくい。時間が稼げるので上につけてほしい。こういう対策をして出かけてもらいたい」
侵入盗の被害にあった家の約26パーセントが玄関ドアや窓の鍵が開いたまま
愛知県警によりますと、2025年侵入盗の被害にあった家の約26パーセントが玄関ドアや窓の鍵が開いたままの状態でした。また、侵入された場所は窓からが、約57%を占めています。まずはきちんと鍵を閉める。さらに窓に補助鍵をつけることが大事になりそうです。


