女の子を盗撮し、動画を「教員グループ」のメンバーに提供したなどの罪に問われている茨城県の元教諭の男に、名古屋地裁は実刑判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、茨城県の元中学校教諭・鈴木雄大被告(33)は、2023年、茨城県内の施設で時計型カメラを設置して、当時13歳の女の子の性的な姿を盗撮し、その動画データを別の教員に提供したなど複数の罪に問われていて、いずれの起訴内容も認めています。
提供を受けたうち1人は、教員らによる一連の「盗撮画像共有事件」のメンバーでした。
これまでの裁判で、検察側は鈴木被告に対して懲役3年6か月を求刑した一方、弁護側は「真摯な反省態度を示している」などとして寛大な処分を求めていました。
5日の判決公判で、名古屋地裁の西脇真由子裁判官は「守るべき児童の多数の動画データを7人に提供し、どのような形で悪用されるか分からない危険な状態を作り出した。教師に対する信頼を損なうもので、性的欲求や動画の提供相手から称賛されるという承認欲求を満たす目的は、身勝手で強い非難に値する」などとして、鈴木被告に、懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。


