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名古屋市の観光事業を巡り市の元担当課長に贈賄の罪 広告会社役員の女に懲役1年を求刑

09.03(水)17:26
名古屋市の観光客誘致事業を巡る汚職事件で、贈賄の罪に問われた広告会社役員の女に検察側は懲役1年を求刑しました。
贈賄の罪に問われているのは広告会社役員の桑原清美被告(54)です。
起訴状などによりますと、桑原被告はおととしから去年にかけて、名古屋市の観光客誘致事業で業務を受注できるよう便宜を図ってもらった見返りに、市の元担当課長・大塚勝樹被告(62)に11回にわたって合わせておよそ28万円を渡したほか、預けていたおよそ14万円の返済を免除したとされています。
3日の公判で検察側は「賄賂は社会の信頼を著しく害する犯行」として懲役1年を求刑しました。
弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。
判決は17日に言い渡されます。