防犯カメラがとらえた 　仏壇店に“金庫泥棒” 　侵入してから立ち去るまでわずか1分半…　名古屋市北区

名古屋市北区の仏壇店で盗まれたのは、現金の入った金庫。

その一部始終を防犯カメラがとらえていました。

店に侵入してから立ち去るまで、かかった時間はわずか1分半でした。

仏壇店に午前3時ごろ現れた、フードを目深にかぶった人物。

一直線に店の奥へ向かうと…抱えて出てきたのは、金庫です。

そして走り去る車も映っていました。その間、わずか1分半。

朝になり出勤した店長が、被害に気づきました。

仏壇店の店長:

「出社したらこの扉が通常鍵が閉まっているんですけど、このように開きっぱなしになっていました」

鍵は壊され、ゆがんでいました。

真っ先に奥の倉庫を見に行くと金庫はなくなっていました。中には現金およそ40万円が入っていたといいます。

仏壇店の店長:

「金庫はダイヤル式。開けようとしたけど開かなかったと思うので何かでたたいて、それでもだめだったので金庫ごと運んだという感じだと思います」

金庫の重さは約70キロ。ひとりで抱えるにはやはり重かったのか、映像にはうめき声も入っていました。

さらに、店長が映像を見て気になったことが…

仏壇店の店長:「1回お客さんとして来て店内の様子をうかがっていたのか」

売り場からは見えない場所にある金庫へと迷わず向かっていた人物。

下見をすませたうえで盗みに入ったのでしょうか。

仏壇店の店長:

「本当にもうショックもありますし、お客さまからいただいたお金とかスタッフの給料になるお金なので、早く捕まってほしいですよね」

店は外にも防犯カメラやライトを設置し、対策を強化することにしました。

警察は金庫を持ち去った人物の行方を追っています。