新型コロナワクチンの接種後5年間にわたって、ほぼ“寝たきり状態”の女性。国家賠償請求の裁判にも参加した思いを取材しました。
【写真を見る】6歳だった娘は小学5年に… 新型コロナワクチン接種後5年間ほぼ寝たきりの44歳女性 集団訴訟にも参加
(ワクチン接種後寝たきりに 44歳女性)
「たった5歩歩いただけで、フルマラソンしたぐらいしんどくて、ここでパタっと倒れ込むような状況だった」
話す際にもベッドに横になった状態です。大阪府に住む44歳の女性。生活が一変したのはワクチン接種の後からです。
(大石邦彦アンカーマン)「普段からこの状態?」
(女性)「はい。寝たきりになっていて、この部屋から出ず横になっている」
(大石)「何年くらい続いている?」
(女性)「2021年8月6日にワクチンを接種し、そこからずっと」
「接種後3分で倒れてしまい…」5年経った今も寝たきり状態
2021年8月6日、モデルナ社の新型コロナワクチンを接種。
当時の仕事は病院の医療通訳で、ワクチンを打たないと働けない状況でした。
(女性)
「もう打ってすぐ、3分以内に倒れてしまって熱が39~40度ぐらい出て、天井がぐるぐる回るような感じ。(接種した)左腕から痺れが始まって、左はもう自分の体じゃないような感じに」
以前は家族と一緒に登山を楽しむなど、至って健康だった女性。しかし接種から5年が経った今も、体調は元には戻らず、ほぼ寝たきりの生活が続いています。
(女性)
「一番困っているのは、左半身の痺れと動くことによる発熱。普通の風邪だったら2、3日で治るが、薬は何を飲んでもダメ。効かない。なのでもう休んで自然に熱が下がってくるまで動かない。それしかもう今のところは対処法が見つかってない状況」
医師の診断は慢性疲労症候群・線維筋痛症などで、診断書にも「コロナワクチンを契機に症状が出現したと思われる」とあります。
6歳だった娘は小学5年生に 「ずっと一緒に遊べていない」
1日の大半を過ごすベッドの脇にはもう1つ、小さなベッドが。
(女性)
「私、娘がいるんですが、娘と普通に遊園地も行っていたし、遊びに連れて行ったり、鬼ごっこもしていた。娘が幼稚園の年長のときに接種したので、そこから一緒に遊んだりできていない。ずっと苦しんでいるときも横にいて…。親として子どもに苦労させたくない。子どもには未来がいっぱいあるじゃないですか」
娘は小学5年生になりましたが、母親を心配して今も隣で寝起きしながら、様々な手伝いをしてくれると言います。
ワクチン被害の救済制度があることを知り、医療費補助の認定は受けましたが、障害年金は認められませんでした。
(女性)
「『こういう後遺症が残る』『合併症が起きる』ということを、(ワクチン接種の)同意書に国が書いていたら、みんなもっと考えていたと思う。副反応こんなことがあるという、データもとらないで、なぜ国民に接種していいと言えたのか」
健康被害・死亡報告の99%以上が「評価不能」
接種開始から5年。約4億3600万回接種された新型コロナワクチン。
重篤な健康被害の報告は約9300件、死亡報告は2300件余に上っていますが、国は、その99%以上をワクチンとの因果関係が不明な「評価不能」と結論付けています。
女性は6月、国や製薬会社を相手どり損害賠償などを求める集団訴訟にも参加しました。
(女性)
「もし私たちが集団訴訟しなければ埋もれていきます。集団訴訟して、少しでも認められたら、諦めている人たちが立ち上がる勇気が出るかもしれない。みんながそういう気持ちになれば国は絶対動くと思う」
弁護士「この訴訟は“反ワク”ではない」
(大石 東京地裁 6月22日)
「新型コロナワクチン集団訴訟、今日は第3次提訴。原告団12人が加わって、意見陳述が行われます」
6月22日に行われた、新型コロナワクチン被害の救済を求める第3次訴訟。新たに、女性を含む12人が原告に加わり、あわせて63人となりました。
(青山雅幸弁護士)
「この訴訟はいわゆる“反ワク”というものではありません。単純に史上最大ともいうべき薬害訴訟が起きており、その責任を正当に追及するものであります」
20代の息子を亡くした父親「なかったことにされるのが悔しい」
さらに、同じ週には…
ワクチン接種後に亡くなった20代の男性2人の両親がファイザー社と国に対し、当初心筋炎などの副反応リスクについて、添付文書に明記しなかった責任があるなどとして、損害賠償を求める裁判を起こしました。
20代の息子を亡くした父親は…
(父親)
「国は、息子のような若い男性に心臓の副反応リスクがあることをとっくに知っていたはず。それにも関わらず、なぜその重大な注意喚起は、息子の接種前まで、現場や国民に届く形で行われなかったのか」
(もう1人の父親)
「『なぜ』『どうして』とか、そういう気持ちがいつまでたっても消えない。一番はこのままなかったことにされるのが、すごくやっぱり悔しい。それだけは絶対嫌だなっていうのがあったので」
ワクチン接種後から生活一変 裁判の行方は
国を挙げて接種を進めた新型コロナワクチン。接種後の健康被害に苦しむ人が確実に存在する中、その妥当性を問う裁判が続いています。
(ワクチン接種後に寝たきりに 44歳女性)
「打つ前日までは普通に歩いて、私、接種会場に自分の足で行ったんですよ。熱が出るっていうのは聞いていた。だけどこんなことになる?おかしいなと。普通の風邪じゃないなって。私は生きてるけど、亡くなられた方はどうするんですかって疑問にずっと思っています」


