
国立大学の大学院教授が『カラ出張』で懲戒処分 学会等への出席を理由に計11万円余りを不正受給 停職12カ月

03.26(水)17:44

名古屋工業大学の教授が「カラ出張」をしていたことがわかり、懲戒処分を受けました。 大学院工学研究科の60代の男性教授は2023年と2024年、実際には行っていない学会などへの出席を理由とした東京と北海道への出張費として、あわせて11万4370円を不正に受け取っていたということです。 大学によりますと、男性教授は「東京への出張は途中から参加した」などと説明していますが、北海道への出張については、関係者に口裏合わせを依頼していたことが確認されたということです。 大学は2025年3月25日付けで、停職12カ月の懲戒処分としました。