少年にわいせつ行為し逮捕・起訴 児童虐待対応の市職員を懲戒免職処分 名古屋市

　当時15歳の少年にわいせつな行為をしたとして逮捕された名古屋市職員が懲戒免職処分を受けました。

14日付けで懲戒免職処分となったのは、緑区役所の児童虐待対応支援員の男性職員（55）です。

市によりますと男性は去年8月、ＳＮＳを通じて知り合った当時15歳の少年を自宅に誘いわいせつな行為をしたとして、去年11月に不同意性交等の罪で、逮捕・起訴されています。

男性は、市の聞き取りに対し「若い男性に興味があった」と話しているということです。

また、去年9月に知人女性の住民基本台帳に関する情報を印刷して自分に渡すよう同僚をそそのかした守山区の50代男性主任と渡した同僚の50代男性主事が、それぞれ減給10分の1（6カ月）の懲戒処分を受けました。

2人は去年12月に地方公務員法違反の罪で起訴され、罰金30万円の略式命令を受け、すでに納付しています。

そのほか去年5月から8月にわたり自分で作った虚偽の診断書を6回提出し、合わせて31日間傷病欠勤したとして20代の住宅都市局技師の女性を停職6カ月としました。