全国の教員7人がSNSグループで児童の盗撮画像を共有していた事件の裁判で、メンバーの1人で神奈川県の元教員の男に実刑判決が言い渡されました。
起訴状などによりますと、神奈川県の元中学校教員石川勝也被告(28)は、おととし7月から12月にかけて、当時勤務していた小学校で、女子児童3人の下着をスマートフォンで盗撮し、動画の一部をSNSの「教員グループ」に送信したなどの罪に問われています。
これまでの裁判で、石川被告は、いずれの起訴内容についても認め、検察側は「学校生活の中で盗撮していて、被害者を性的な目で見ていたことは明らか」などとして、懲役3年6か月を求刑。一方、弁護側は、執行猶予付きの判決を求めていました。
14日に名古屋地裁で開かれた判決公判で、入江恭子裁判官は「学習活動に取り組むさなかの児童を性的対象にした卑劣な犯行」「性的な目的で利用されると分かりながら、動画をグループに提供した」などとして、石川被告に懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
一連の事件を巡り、教員グループのメンバーに実刑判決が出るのは初めてです。


