ことし3月、アメリカのニュース雑誌『TIME』が、「世界で訪れるべき場所50選」の1つに今年は、伊勢神宮を選出しました。その理由について担当者は。
【写真を見る】TIME誌が選出 「訪れるべき場所50選」の1つに伊勢神宮 “控えめで厳かな建築物の最高峰” 次回「式年遷宮」の観光客誘致に追い風なるか
(伊勢市産業観光部インバウンド誘客係 太田徹さん)
「“唯一無二の魅力”ということで受け入れられたのでは」
記事では伊勢神宮についてこう紹介しています。
「日本で最も重要な神社であり、今日でも控えめで厳かな建築物の最高峰といえる」
また、式年遷宮については…
「日本産のヒノキを使い、金属のくぎやねじを使わずに建てられる社殿が、1300年以上にわたって20年ごとに解体再建を繰り返してきた」
(伊勢市 太田さん)
「『TIME』誌は発信力が高い媒体と聞いているので、アメリカだけでなく世界の人が記事を目にして、伊勢神宮へ足を運ぶ人が増えるのではと期待」
「『オーバーツーリズム』という事態にならないよう…」
毎年700万人から800万人の参拝者が訪れる伊勢神宮。
前回の式年遷宮の年・2013年は、倍の1420万人が訪れました。来たる2033年も、TIME誌の記事が観光客誘致に“追い風”となりそうです。しかし…
(伊勢市 太田さん)
「『オーバーツーリズム』という事態にはならないよう未然に防ぐ必要がある。たくさんの人に“訪れてもらう”だけでなく、伊勢神宮を“理解”してもらって、伊勢に宿泊し食や体験を観光の中で楽しんでほしい」
20年に1度の式年遷宮。伊勢神宮は伝統を継承しつつ、常に若々しくあり続けようとする「常若(とこわか)」の精神文化を育んできたといいます。
伊勢市は世界からの目も意識しながら、「持続可能な街づくり」を続けていきたいということです。


