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全国的にも珍しい丸い田んぼ“車田” 収穫作業が行われる 岐阜・高山市

09.15(月)07:51
14日、岐阜県高山市で、全国的にも珍しい丸い田んぼ「車田」で稲刈りが行われました。
車田で栽培された米は、伊勢神宮に奉納されていたとも言い伝えられていて、かつては全国各地にありましたが、現在では、高山市と新潟県佐渡市にしか残っていないとされています。
高山市の観光施設「飛騨の里」では、車田が再現されていて、14日はスタッフ3人が鎌を使い、実ったもち米の稲穂を外側から中心に向かって刈り取りました。
雨が降る中での作業となりましたが、訪れた人たちは、珍しい光景に足を止め、写真を撮るなどしていました。
収穫されたもち米約90キロは、正月の鏡餅や花もち飾りなどに使われるということです。